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段畑を守ろう会

情報開示度

★★★

http://www.danbata.jp/

2014.08.29 13.47更新

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代表者インタビュー

松田 鎮昭

 

「愚直なまでの身の丈の活動。」

宇和海と段々畑が広がる宇和島市遊子(ゆす)。2000年に地元有志の人たちと「段畑を守ろう会」を設立。当時、「文化でメシが食えるのか?」と冷やかされたが、国の重要文化的景観、選定により地元の人たちにも理解していただき、春の「ふる里だんだん祭り」、夏の「だんばた夕涼み会」の実施。今は男爵芋焼酎「段酌」、山海の幸を利用した食材の提供等々で一応の事業化の目途も立ち、納税も可能となった。
段々畑の農作業はきつい。平地を耕す4倍の労力が必要だ。「段酌」の原料となるじゃが芋を作る作業自体は、植え付けから収穫までは6ヶ月で実質仕事をするのは2か月くらいのものだが、保守・補修には年中手間がかかる。ペルーにあるインカ遺跡マチュピチュをも思わせる段畑の美観から想像できない「雑草との戦い」が絶え間ないのだ。雑草を生やしてしまったら、すぐ種があちこちに飛び、段畑はあっという間に雑草にやられてしまう。
自然との共存と戦いの歴史が、この段畑に刻まれている。後世に、これまで築いてきた文化を残し、伝えるために、段畑という景観をつくり、保水を行い、守るしかないのである。
松田さんは、振り返りながら語ってくれた。「ゼロからの出発だから、100になる可能性もあるだろう」、設立当時には少数の仲間とささやかな夢を語り合ったものだったという。組織として大切なことは「何をするか」ではなく、「何を残すのか」である。申すべきもなく、黒字体質と人材の育成がすべてだ。松田さんの言葉には、中堅ゼネコンでの40年にわたる企業経験がバックボーンにあることを感じさせる説得力があった。
芋焼酎「段酌」の商品開発の基本は@社会性(珍しい商品か)A損益分岐点はいつかBそれまで本体で支えられるかC最悪(撤退時)の場合のローコスト。この4つがある。これは自負するのではなく40年の体験の中で生まれたものであると語ってくれた。
「耕して天に至る」と称する遊子水荷浦の段々畑。この重労働をこなし、天空に届くような段畑の景観を守っているのは、地元の平均70歳以上の22〜23人の高齢者たち。地域の宝である。
段畑のふもとにある「だんだん茶屋」では食事ができるようになり、女性たちが地元の料理を提供している。ふるさとだんだん祭り4000人、毎年開催される手作り行灯によるライトアップには1,500人もの人々が集まる。段畑は、ここでともすれば廃れて果てそうになった文化の、ゼロから100への可能性にチャレンジしている「可能性の宝庫」といえよう! 

 ヒアリング:2012年7月17日 文責:竹内よし子


 


 


 

団体概要

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  • 団体名
    段畑を守ろう会
  • 所在地
    〒798-0103 愛媛県宇和島市遊子2323-2
  • 電話番号
    0895-62-0091
  • ファックス番号
    0895-62-0091
  • メールアドレス
     
  • URL
    http://www.danbata.jp/
  • 代表者名
    松田 鎮昭
  • 役員名
    松田 鎮昭
  • 従業員名
    山下 憲穂・松田 行雄・上家 藤 喜久・吉見 一弥・鳥井  ?男・岩井 進・中山 敏・中川 増行・壽崎 定文・古谷 千代子・入江 敦子・山下 節子・山下 良征・松岡 真善男
  • 設立年月日
    2007年3月8日
  • 活動目的
    この法人は、宇和島市遊子地域に残されている段々畑を保存し、後世に引き継いでいくための活動を行うとともに、地域の資源を活用した産品に関する事業を行うことにより、地域の活性化に寄与することを目的とする。
  • 活動分野
    農村漁村又は中山間地域、環境保全、観光
  • 定款及び
    事業報告書
     

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