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NPO法人シクロツーリズムしまなみ

情報開示度

★★★

http://cyclo-shimanami.com

2014.08.22 14.37更新

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愛媛県と広島県の間にある芸予諸島の6つの島を9本の橋でつないだ「しまなみ海道」。日本で初めての海峡を横断する自転車道として知られている。そのしまなみ海道を活用して町おこしを促進していきたい、地域を活性化したい、そんな思いから「シクロツーリズムしまなみ」は生まれた。現在はサイクリストを中心にしまなみ海道のガイドツアー、島々へのアクセス改善などの活動を行っている。

代表者インタビュー

山本 優子(やまもと・ゆうこ)

しまなみ地域の活性化に携わる中、自転車を地域ブランドに、自転車旅行者の受入れ体制の整備を目的とした「しまなみスローサイクリング協議会」の設立を経て2009年に、「シクロツーリズムしまなみ」を設立、現職。

何か新しいものにチャレンジするのがNPOらしさ

■交流を育む「ゲストハウス シクロの家」がオープン

シクロを立ち上げたときから「旅人同士が交流しあえる空間が作りたいよね」って話していたので、それが設立から5年目でカタチに出来て嬉しいですね。この「ゲストハウス シクロの家」は、旅人同士はもちろん、地域の人も気軽に遊びにきて、ゆっくり歓談できる場所にしたくって。1階のカフェのテーブルは特にこだわりましたね。この丸い形が、初対面の方が座ったときに、適当な距離感があって、すごく話しやすい、そういう造りです。内装は清潔感あふれる白を基調にしました。自転車の女子旅も増えていて、デザインする時には、女性目線を大切にしました。

自転車って、1人旅の人も多いでしょ。仲間とツーリングしていても、走っている時は、そんなに話しながらって感じじゃない。実は孤独な旅なのかも。それだけに、しまなみのツーリングを楽しんだ後は、きっとその思い出を語り合いたいと感じているんじゃないかと思うんです。しまなみの玄関口・駅前にあるここには、旅の思い出を語り合う、そんな時間を共有して「そんなルートがあるんだ、もう1泊して走ってみようか」なんていう風に話してくれれば。

長く運営していくためには、やっぱり“ファン”を増やしていくことが大事。そのためにはゲストさんに求められるサービスを提供していくことはもちろん、地域の人にも「ゲストハウスができてよかったね」と言ってもらえるようにしないなと。しまなみ・今治って、長く滞在すればするほど、楽しさがじわじわ味わえる場所。実は住んでいる人も気づいていない魅力がいっぱいある。そんな、みんなが気付いていない地域の魅力を発信したり、ゲストハウスという馴染みがなかった形態を提案したりと、何か新しいものにチャレンジするのがNPOらしさですよね。8月8日のグランドオープン以来、たくさんの方に利用して貰ってます。

■マーケティングから生まれた【島走マップ】

活動をはじめた頃は、自転車で渡れる橋「しまなみ海道」の認知度はまだまだ低くって。それが今では、愛媛県知事をはじめ、官民挙げての盛り上がりで、ブランド力ある資源として急成長しました。海外の愛好者も増えてきています。そうは言っても「しまなみ海道」というのは尾道から今治までの橋の部分だけをイメージしてしまいがち。橋をおりて、島をゆっくり周遊したり、できれば橋をおりて、今治市陸地部の海岸線も走行してもらえたりと、一体的に売り込んでいければと思っています。

自転車の走り方は人それぞれ。スピードや距離を競うのもアリだけど、ゆったりと寄り道しながらの旅もできる。そう、しまなみの暮らしの中に溶け込んでいくように。そういった旅のスタイルが、島の飾らない暮らしのリズムが合っていると思います。脈々と続く豊かなしまなみの暮らしを知ってもらい、ファンになって貰えれば。活動としては、【島走マップ】を作ったことが鍵になりましたね。マップ作りは事前のマーケティングから得たワードだったんですが、「マップなんて幾つでもあるのに、何故だろう?」という疑問が浮き上がってきた。そしたら「旅の準備に使う」って言うんです。なら、旅の準備に使えるガイドマップが良いよね、って。

■10年後には四国1周にまで繋げたい

ガイドツアーによる雇用や交流の創出にも取り組んでいます。とは言っても、なかなか厳しい面もあります。日本ではガイドにお金を払うという文化が、まだそれほど一般的じゃないです。そこが着陸型観光の難しいところ。そのなかで、住民の方の暮らしをどういう風に支え、社会変革を起こしていくか。そこがNPO活動の意義だと思います。「今までは」とか「大多数は」といった意見ではなく、それ以外の意見が社会を良くしていくんじゃないのかな。3〜4年前までは市内でもなかなか自転車に対して理解して貰えない部分もあったけど、最近では、たとえば市内の小学生のヘルメット着用率が上がっているとか、サイクルトレインが実現できたりといった変化の中に居られることが、やり甲斐や面白味。周遊性という魅力は大きな可能性を持ってて、それこそ10年後には四国1周にまで繋げたいですね。

 取材日:2014年8月20日 聞き手:馬越俊介


JR今治駅横にオープンした「ゲストハウス シクロの家」


白を基調にした内装。テーブルとベンチの寄木模様が印象的。


サイクルトレインから愛車を下ろして出発するツーリストたち。

団体概要

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  • 団体名
    NPO法人シクロツーリズムしまなみ
  • 所在地
    〒794-0026 愛媛県今治市別宮町8丁目1番55号
  • 電話番号
    0898-33-0069
  • ファックス番号
    0898-33-0069
  • メールアドレス
    cyclo@cyclo-shimanami.com
  • URL
    http://cyclo-shimanami.com
  • 代表者名
    山本 優子(やまもと・ゆうこ)
  • 役員名
    吉武 優子
  • 従業員名
    杉本 里香・曽我部 諭・檜垣 美香・室伏 多門・吉武 喜美雄・萩森 一路
  • 設立年月日
    2012年8月8日
  • 活動目的
    この法人は、愛媛県今治市、上島町の島嶼部をメインフィールドに、従来型の観光行動とは一線を画す自転車旅行(シクロツーリズム)に着眼し、島を周遊する観光スタイルの定番化、滞在型の旅行者誘客活動を展開する。島の豊かな自然と、その自然に支えられた地域の暮らしが織り成すアーティスティックな風景を「風景アート」と捉え、自転車で「風景アート」を楽しむ中で、地域の自然・歴史・伝統を守り、伝える感性、様々な事象と人々とのつながりを熟成させる新しい価値観を生み出し、持続可能な地域の暮らしを実現することを目的とする。
  • 活動分野
    まちづくり、経済活性化
  • 定款及び
    事業報告書
     

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